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注文住宅で失敗しがちな「コンセントの場所と数」対策

 

注文住宅で家を建てる際、失敗しがちなのが「コンセントの場所と数」です。なにもかも自由に好きなように作れるのはいいのですが、コンセントの場所や数、高さまで自分で決めなければいけません。

 

実際に住んでみないと利便性はわかりずらいものですが、イメージ力を駆使して決めていく必要があります。その際に3つのことを先に知っておけば失敗する確率を下げることが出来ます。

 

コンセントの配線に失敗しない為に注意すべき3つの事

 

家具の配置を早めに決める!

 

リビング

  • テレビの位置
  • ビデオの位置

壁掛けテレビは要注意

 

「壁掛けテレビは下地が必須」

 

壁掛けテレビは壁の中に「下地」を作っておく必要があります。今は置型だから大丈夫と思っていて、将来「壁掛けテレビにするか」と思っても、下地がないためにつけられないということが、現場ではよくあることだそうです。

 

※テレビの重さに耐えられないため下地が無いとつけられない…。下地を作るためには壁を壊して…という具合に壁掛けテレビをつけるのにえらい金額がかかってしまいます。

 

今後、壁掛けテレビをつける予定があるか?ないか?家の建て替えをする際には、絶対に家族全員で確認しておくべき内容です。

 

この他にも、将来的にどうしたいか?というのを盛り込んで考えておきます。

  • スピーカーを4個増やして大音量で映画館のようにしたい…
  • ここはパソコンのスペースにしたい…などなど

とにかく必ず置くものと、将来起こりうる状況の変化を想定した上で家具の配置を考え、それに合わせたコンセントの位置まで考えておけば、家建て替え後に後悔するようなことは防げます。

 

コンセントの配置 よくある失敗例

「寝室」 ベッドを壁につけたらコンセントが隠れてしまった
「子供部屋」 机を置いたらコンセントが隠れてしまった

 

予めベットの位置が決まっていれば、そこのコンセントは少し高めの位置に設置するように設計しておきます。そうすれば、寝てる間に携帯の充電が出来たり、電気スタンドのコンセントもちょうどいい高さで配置出来たりします。

 

子ども部屋も同じです。勉強机やベッドの位置は予めイメージしておけば、後悔することはなくなります。

 
 
インターネット配線を考えておく

 

まず、外からの配線をまとめるための「モデム」「ルーター」。この2つが結構場所をとるので、前もって場所を決めておく事が重要です。

 

最近は有線より、わずらわしくない無線LAN(Wi-Fi)が主流となってきてますので、特にこだわりがなければ邪魔にならない場所におくのがベストです。(寝室・2階のウォークインクローゼット内の棚の隅っこなど)

 

ルーターも進化してきていますので、普通の2階建てなら問題なく電波は届くようになっています。ただ、ルーターの仕様によっては電波が弱いものもあるので、それによっては一番ネットを使う場所(リビングなど)に置くことも考えておいたほうがいいです。

 

有線チャンネルのテレビを見る予定なら、当然テレビの近くにそれに必要な機器を置くことになりますので、その場所を考えておく必要があります。

 
 
コンセントを付けるか悩んだらつけておく

 

「家が完成後のコンセントの追加工事費用は1ヶ所1万円はザラ」

 

コンセントは家を作り始める前に配線するものです。家が出来上がってからだとコストがアップし、「1ヶ所1万円」以上かかることは建築業界では常識です。むしろ「配線できない」ということもよくある話だそうです。

 

なので、コンセントを付けるか迷ったら「とりあえず付けとく」という選択肢が無難かもしれません。家ができる前なら、1ヶ所3,000~5,000円くらいで出来ますからね。

 

家を建て替えた後の30年~50年…「ここにコンセントがあったらな~」と、ず~っと気にして生きるのjは精神衛生上、良くないことですからね。「迷ったら付けとこう」くらいがちょうどいいかもしれません。

 
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