家を建てる時のトラブル事例と対策【着工後】
事例:いざ着工したら契約時より数百万円あがってしまった
原因:見積もりがずさんだったため
対策:金額アップを予想した見積もりを作ってもらう
金額アップしやすい工事費用
- 基礎・柱(構造に関わること)
- 地盤改良・擁壁(土木に関わること)
特にこの2項目は金額の予想が難しい部分なので費用に大幅なズレが生じることがあるようです。しっかり見積もりに含まれているか?確認しておくべきことですね。
私の体験上、どこの会社もこの辺は見積もりに入っていました。複数の見積もりを取ることによってある程度の相場価格が見えてきたので安心することが出来ました。さらに他社と大きく金額が違うこともあったので、その会社の信用度を測ることにも繋がりました。
契約前の打ち合わせ次第で防げることなので、充分に警戒して、慎重に進めるに越したことはないと思います。
事例:工事が予定より大幅に遅れていてイライラする
原因:業者の実績(技術力)不足
対策:施工実績を確認する
鉄筋コンクリート・4階建て以上の建物は専門性が高いので「得意・不得意」がハッキリ分かれます。自分の建てたい家が得意の会社に依頼するのが一番です。それを知るには「施工実績」を確認するしかありません。
管理人の体験談ですが「施工実績を見せてください」と言って、今建ててる所・ついこないだ出来たものしか言わない会社は信用できません。明確な数字を提示出来る会社が信用できます。
私の場合、その会社は防音工事やアパート・マンション・学校などリフォームや大型のものは得意だったようで、個人が住む家の実績は少なかったんだと思います。結局教えてはもらえませんでした。この会社で建ててたとしたら…ゾッとします。
実際に地元ではボッタクリで有名な会社らしく、今は瑕疵担保責任があるからすぐ壊れるような家は作らないだろうけど、その金額に見合うような家はできないというのが、プロの見解でした。
この会社の見積もりを数社に見せた所「300万~700万円抜かれている」という見解がどの会社も一致しました。もし見積もりに不安がある場合は他の会社にその見積もりを見てもらえば適正かどうかがわかります。それも1社だけではなく最低でも3社以上は見てもらうとより信用度は増します。