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更新:2019年9月15日

バリアフリー改修工事の内容と補助金

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バリアフリー改修工事の内容

高齢者の家庭内の事故の防止や、介護の支援、車椅子利用者が暮らしやすくすることを目的とした工事です。

 

対象となる3つの工事

  1. 手すりの設置
  2. 段差解消
  3. 廊下幅等の拡張

 

手すりの設置
内容

トイレ・浴室・洗面室・玄関・居室など、移動や動作の補助となる手すりを1ヶ所に1本以上設置する工事です。

 

補助金額

6,000円(設置箇所数によりません)

 

段差解消
内容

トイレ・浴室・洗面脱衣室・その他の居室・玄関などを結ぶ経路の内、1個以上の床の段差を解消する工事を指します。玄関や勝手口など屋外に出入りする場所や洗面室と浴室の間など、大きな段差がある場合に、これを小さくする工事も対象になります。

 

補助金額

6,000円(工事箇所数によりません)

 

廊下幅等の拡張
内容

介助用の車いすで移動しやすいように通路や出入り口の幅を広げる工事です。具体的には750mm以上の幅に広げる必要があります。

 

補助金額

30,000円(工事箇所数によりません)


「手すりの設置」工事 2つの注意点

 

1.手すりの設置には下地が必要

 

下地が必要な理由

リフォームで手すりを付ける場合注意が必要です。一番注意したいのは下地です。手すりには体全体の体重がかかるので、しっかりと固定されなくてはなりません。手すりにもたれかかった途端に、手すりが取れてしまったら大変な事故になりかねません。

 

リフォームの場合の下地のつくり方

手すりをしっかりと壁面につけるためには下地が必要です。新築の場合であれば室内側の壁の裏に下地をあらかじめ取り付けておくことができますが、後からリフォームで下地を作ろうとすると、壁を剥がすなど大工事になってしまい、時間もお金もかかってしまいます。

 

そこで、既存の壁に手すりを取り付ける場合、下地は壁の上に作ります。「受け材」と呼ばれ、メーカーによって名称は異なります。下の図ではベースプレートがそれです。

 

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通常の木造住宅の場合、間柱が壁の中におよそ45cm間隔で入っているので、この間柱を目がけてビスなどで留めて受け材をしっかり固定します。しっかりと固定された受け材に手すりを取り付けます。

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受け材を付ける意味

手すりの金具を間柱を目がけて留めれば、わざわざ受け材を付ける必要が無いと思われるかもしれません。しかし、間柱は細く、下図のように通常金具のネジ穴の間隔は15~20mm程度なので、ネジが間柱の幅から外れてしまい、釘が効かないことも起こります。

 

間柱の位置は木材を検知するセンサーを使って特定しますが、正確な幅を把握することは困難です。受け材を付けたほうが安全です。

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2.手すりの端部は丸くする

 

廊下や階段に付けた手すりの端部(たんぶ:手すりの両端のこと)は、洋服の袖が引っかからないように、丸くするなど工夫が必要です。下の写真のように、棒がまっすぐ出ていると袖を引っ掛けて転倒する危険があります。

 

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そこで下の写真のように、壁あるいは床方向に丸めたタイプや、袖を引っ掛けないように出っ張りがない金具を用います。

 

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バリアフリー改修工事におすすめの商品

 

バリアフリー改修工事をより簡単に行い、デザイン的にも優れた使い勝手のよい商品が、各メーカーから提供されていますので、いくつか紹介します。

 

 

Panasonic 水平設置用連続手すりらくレール

廊下の手すりといえば、写真のような丸い手すりが一般的です。

 

<一般的な手すり>
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しかし、Panasonicの廊下用手すり「らくレール」は受け材と手すりが一体となって、デザインもシンプルかつモダンで、インテリアにも調和します。

 

<パナソニック らくレール>
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ふつう、丸い棒手すりを付ける場合「受け材を付ける→金具を付ける→丸い手すりを付ける」という手順になりますが、「らくレール」であれば、この手間を省略できるので、短時間で工事が完了します。

 

廊下の手すりは握るというよりは、身体を預けて歩行の補助にするので、必ずしも丸い棒である必要はありません。むしろ、移動にあたって丸棒の手すりのように途中で金具に当たることもないので、使い心地は優しいでしょう。

 

ただし、「らくレール」は廊下専用で、丸い棒を握って身体を上に引き上げる動作が必要な階段の手すりには向きません。

 

金属製の手すり

金属製と木製の手すりの違い…それは「支えが要るか要らないか」=「受け材が要るか要らないか」=手すりの耐久度に関わってくる重要なことです。

 

手すりの素材は木製が一般的です。インテリアとしても美しく、感触も暖かみがあり、住まいの手すりの素材には最適といえます。

 

しかしながら弱点といえるのは、長い距離を金具の支えの金具なしに飛ばすことができない点です。通常木製の手すりは90cmを限界として、支えの金具が必要です。

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<木製の手すりは90cmおきに支えが必要>

 

パナソニックやマツ六(福祉用具の専門メーカー)から、1.4~1.5m支えなしに設置することのできる金属製の手すりも出ています。

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<金属製の手すりの支えは150cm>

 

どちらも木製に似せたシートや樹脂で被覆して、冷たい感触を和らげる工夫がされています。

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真壁(壁よりも柱が勝っている伝統的な日本家屋の形式)の場合であれば、受け材を使わずに手すりを設置することができます。

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浴室の段差解消 TOTOの浴室スノコ

浴室は古い住宅の場合、脱衣室との段差が大きいことがよくあります。これは「在来浴室」と呼ばれる、コンクリートやブロックでタイルを張って作る昔ながらの浴室の場合、床よりも低い土間を基準に浴室を作るからです。
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浴室の段差解消でよく行われるのはユニットバスへの交換です。段差も解消され、お風呂もきれいになるのでおすすめですが、費用も工期もかかります。

 

そこで、取り急ぎ何らかの理由で段差を解消したい場合に、スノコを敷く方法があります。

 

TOTOの浴室スノコ(からり床)は既存の浴室の床に置くだけなので、大きな工事は不要です。高さの調整も可能なので、脱衣室とフラットにできます。

 

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ただし、水栓や排水口の位置や高さ、正確な浴室の寸法など、きちんと把握して部品を選ぶ必要があるので、一度リフォーム会社に相談したほうが賢明かもしれません。

 

大建の思いやりドア

車椅子などの介護を目的として開口部を広げる時のポイントは、ドアです。居室やトイレの出入り口を広げた後でも、プライバシーが保てるように、また、開け閉めがし易いようにしなくてはなりません。

 

ここでおすすめなのは大建工業の「思いやりドア」です。

 

トイレや居室出入り口の幅をせっかく拡げても、通常の引き戸や開き戸では完全に出入り口をオープンにできません。

 

大建工業の思いやりドアは、3枚の引き戸でありながら、開ききった時に3枚のドア全てを開いて片側に寄せることができるので、完全に通路がオープンになります。車椅子での出入りも介護も大変やりやすくなります。

 

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どんなバリアフリーの家にしたいのか、こちらの要望をしっかり聞き取ってくれて、それを実現できるスキル・経験を持ち合わせた業者と出会えることができるかどうか…リフォーム成功の鍵は正にココです。

 

とりあえず、変な業者は登録ができない仕組みとなっている一括見積りサイトを利用し、複数の業者に話を聞いてみるのが、一番手軽なうえ、失敗する確率が少ない賢明な手段かと思います。

 

 

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エコリフォームは補助金の組み合わせができる

 

エコリフォームでは、一つの改修工事を行うことで複数の補助金を得ることも可能です。

 

【例1】玄関ドアを交換する工事を行った場合:最大61,000円の補助になります

工事の種類

実際の工事

補助金額

「必須工事」 開口部の断熱改修工事

玄関ドア交換

25,000円

「併せて行なった任意工事」 バリアフリー改修工事

段差解消工事

6,000円

廊下幅等の拡張

30,000円

 

【例2】浴室交換工事を行った場合:最大110,000円の補助になります

工事の種類

実際の工事

補助金額

「必須工事」 設備エコ改修工事

高断熱浴槽

24,000円

節湯水栓

3,000円

「併せて行なった任意工事」 バリアフリー改修工事

手すりの設置

6,000円

段差解消工事

6,000円

廊下幅の拡張

30,000円

木造住宅の劣化対策工事※

浴室ユニットバス設置

30,000円

リフォーム瑕疵保険※

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11,000円

※「木造住宅の劣化対策工事」
※「リフォーム瑕疵保険」
の詳細については、別の記事で説明しています。

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